髪の毛とたんぱく質について

髪の毛とたんぱく質について

髪の毛とタンパク質について

 

髪の毛ももちろんそうなのですが、私たちの全身はタンパク質できています。

 

体に取り入れたたんぱく質がアミノ酸に分解されて吸収され、そのアミノ酸が再合成sれることによって髪の成長に必要となるたんぱく質がつくられます。そのため、ビタミンやミネラルと同様に、良質なたんぱく質をしっかり食べることが基本になります。

 

一口にたんぱく質と言っても、良質なたんぱく質とあまり良くないたんぱく質とに分けることができます。食べ物に含まれているたんぱく質と、体を構成しているたんぱく質はその構造が違うのです。

 

たんぱく質は体内で一度アミノ酸に分解されて再合成されるのですが、良質なたんぱく質であればあるほど、身体をつくっているたんぱく質とアミノ酸の構造が近いので、体内の吸収が効率よく行われて比較的簡単に再合成できます。

 

反対に、質があまり良くないないたんぱく質というのは、体内で必要とされるたんぱく質と比べてみると、アミノ酸の構造にかなりの違いがあるせいで、再合成に時間がかかってしまうのです。

 

良質なたんぱく質かどうかを見分けるのに便利なのが「アミノ酸スコア」です。

 

下記のこの表は「アミノ酸スコア」というもので、体内では作ることができない必須アミノ酸がバランスよく入っているかどうかを表したものです。「アミノ酸スコア」の数値が100に近ければ近い食材ほど、髪と身体を作るための質の良いタンパク質を含んだ食材であるということができます。

 

 

アミノ酸スコア

動物性たんぱく質

植物性たんぱく質

100

肉・魚・牛乳・卵・ヨーグルト  

90以上

プロセスチーズ 枝豆・おから

80以上

アサリ・ウニ 大豆・豆乳・納豆・木綿豆腐・里イモ

70以上

エビ・イカ・タコ・ホタテ 油揚げ・とうもろこし・なめこ

60以上

アワビ

かぼちや・じゃがいも・アスパラガス・えのき
ピーマン・米・そば・栗・バナナ・いちご

50以上

 

きゅうり・人参・ほうれん草・キャベツ
アーモンド・みかん・りんご

良質なたんぱく質

 

「アミノ酸スコア」を使って見比べてみると、植物性のたんぱく質よりも動物性のたんぱく質のほうがアミノ酸スコアの高いものが多いのがわかります。動物性たんぱく質の方が良質のたんぱく質を多く含んでいるとはいっても、動物性たんぱく質には良質なアミノ酸が含まれているのと同時に脂質も多く含まれているものが多くあります。体内に摂り入れるのは動物性たんぱく質ばかりではなく、植物性もバランスを考えて摂るようにしたほうがいいでしょう。

 

動物性たんぱく質のカロリーが気になる人は赤身の肉を選ぶようにしてはどうでしょうか。脂身の少ない羊肉などもおすすめです。

 

良質なたんぱく質が多く含まれている食材

 

肉、魚、卵、枝豆、チーズ、納豆、なめこなど

 

 

ここまで「髪を作るミネラル、ビタミン、アミノ酸について」でも、1つ1つの栄養素の大切さと、それらを含む食材を挙げてきましたが、ざっと見てわかる通り、海藻類からきのこ類、緑黄色野菜やナッツ類、肉も魚も卵も大豆製品も、ほとんどの食材が網羅されたといえるのではないでしょうか。つまりは、健康な前髪を作るにはバランスよく、できるだけ多くの品目を食べるようにする。特にたんぱく質は良質のものをしっかりと、ということになるのでしょう。

 

また、摂取したたんぱく質を消化吸収するためにも、胃腸の環境を整えることも大切です。食物繊維や乳酸菌の豊富な発酵食品なども意識して食べるようにしましょう。

 

現代人はとかく忙しく、しかも、近年は一人暮らしの人も増えてきました。食材を買い込んで余らせてしまったりするのも面倒で、ついつい、丼物やパスタ、菓子パンといった簡単なものですませがちです。つまり、意識しないで食べていると、すぐに炭水化物や脂質が過剰になってしまうのです。

 

コンビニ食ですませてしまう場合にも、揚げ物とシャケだけのお弁当よりも、できるだけ品数の多いものを選ぶようにする。ごぼうサラダなどの総菜や漬物、キムチ、ヨーグルトなどを1品足す、といった工夫を心がけましょう。

 

どうしても食事だけでは補えない場合は、サプリメントを上手に併用してください。マルチビタミンは健康な前髪を作る上で強い味方になるでしょう。