体のバランスを整えて育毛する

体のバランスを整えて育毛する

体のバランスを整えて育毛する

 

十分な睡眠に、バランスのよい規則正しい食事、そして適度な運動。とても当たり前のことのようですが、私たちの日常の生活の全てを大切に行なうことが、内臓を活発に動かし、血液を全身に巡らせ、しかるべき時に身体を休息させて修復し、次なる活動の時間に備えます。つまり、日々の生活のリズムがとても大切なのです。

 

身体の中で分泌されるさまざまなホルモンにも、それぞれのリズムがあります。特に女性はホルモンのリズムが生活に深く関わってきます。

 

最も大きなものが月経でしょう。月経の時から徐々に分泌量が増加し排卵日にピークを迎える卵胞ホルモンのエストロゲンと、排卵後に分泌量が増えて月経前に減少していく黄体ホルモンのプロゲステロンは、それぞれ大切な女性ホルモンです。

 

この2つのホルモンの働きによって、女性の月経はコントロールされ、妊娠に備えた身体の準備が整っていくのです。思春期以降に増えていくエストロゲンは出産適齢期といわれる20〜30代でピークを迎え、更年期と呼ばれる閉経の前後10年で激減していくのです。

 

更年期を終えた後も女性ホルモンが完全にゼロになるわけではありませんが、ごくわずかしか分泌されなくなります。このように、人生全体がホルモンのダイナミックなリズムの中にあるといえるのです。

 

また、ホルモンは日々の中でもリズムを刻んでいます。朝日を浴びると分泌を抑制されて心身を覚醒させるメラトニンは、夜になると分泌が促進されて人を眠りへと導きます。そして眠っている夜間に盛んに分泌されるのが成長ホルモン。この成長ホルモンの分泌が、身体のダメージを修復し、老化した組織を再生して身体のメンテナンスを行ないます。

 

そして次の日の朝がきたときには、活動ホルモンである糖質コルチコイドが大量に分泌され、人は活動を開始します。ホルモンの働きによって、私たちは無意識のうちに、心身を日常に適応させ、バランスをとって生きているのです。

 

このように、しかるべきホルモンがしかるべきタイミングで分泌されるためには、規則正しい生活を送ることが何より大切なのです。

 

また、ストレスを溜め込まないことも重要です。ホルモン分泌の司令室である視床下部は、ストレスの反応を受け止めると、ストレスから身体を守るためのホルモンを分泌します。それらの分泌が限度を越えてしまうと、ホルモンバランスが崩れ、身体に負荷がかかってきてしまうのです。その負荷は当然、頭皮に対しても例外ではありません。というよりも、頭皮はそうした負荷の影響を真っ先に受けるといっでも過言ではありません。

 

人の身体は生命維持のための重要な器官へ優先的に必要な成分が送られるしくみになっていますから、生命維持とは無関係な髪の毛は後回しにされてしまいます。そこで、さまざまな栄養素の欠乏やホルモンの乱れの影響は、まず最初に毛髪のような部分に現れてくるのです。つまり、頭皮や毛髪は、体調のバロメーターであるともいえるでしょう。

 

その頭皮の環境を整え、美しい髪を維持するためにできること、その基本が、生活のリズムと体内のリズムを正しく連動させる、規則正しい生活にあるのです。

 

当たり前のことのように思うかもしれませんが、多くの人たちの頭皮環境の乱れた状態を見るにつけ、その当たり前を実践するのが忙しい現代にあってはいかに難しいことかと実感するのです。

 

育毛のために有酸素運動を取り入れる

 

毛細血管から栄養と酸素がたっぷりの血液が送り込まれることで毛母細胞は活性化します。

 

けれども、年齢とともに新陳代謝も衰えがちになり、血行不良になりやすくなります。いくらよい栄養素を食事からたくさん摂ったとしても、大切な栄養が毛根に届かなくては、毛母細胞の細胞分裂は弱くなってしまいます。

 

衰えた代謝をアップさせる最もよい生活習慣が有酸素運動です。

 

加齢とともに衰えてくる代謝をアップするために、適度な運動を継続することをおすすめします。激しく身体に負担をかけるような運動をする必要は一切ありません。逆に、激しい運動は体内を酸化させる原因にもなります。無理なく続けられるようなメニューを自分の生活に取り入れてください。

 

たとえば、毎朝少し早起きしてのウォーキングはどうでしょう。会社に行く時に1駅だけ歩いていくとか、あるいは、距離的に無理がなければ自転車通勤にしてみるとか。

 

電車を使った通勤でも、エスカレーターは使わない、といった心がけ次第で、運動量はぐんと上がります。また、歩くことによって足裏を刺激するのも、血液の循環にはとてもよいのです。

 

血液やリンパ液というのは、どうしても下にいくほど滞りやすくなります。血行が滞りがちな足を使って歩くことで、足の筋肉がポンプの役割を果たし、血液が全身に巡るようになるのです。何よりも「歩く」という運動は無理なく毎日続けやすいのでおすすめです。

 

1週間に1度のジム通いもいいのですが、できれば毎日の有酸素運動を習慣化するほうが、全身の血行促進という意味では効果的でしょう。あくまでも目安として、1回の運動で20分くらいは継続するとよいでしょう。

 

また有酸素運動のもう1つの大きなメリットはストレス発散です。

 

ほどよくじんわり汗をかくくらいの運動は、身体のすみずみまで酸素を行き渡らせ、心地よい疲労感で食事も美味しく夜もぐっすり眠れます。寝ている間に成長ホルモンもしっかり分泌されることにつながるので、心身ともにスッキリすること間違いなしです。