はげを予防する抗酸化物質

はげを予防する抗酸化物質

はげを予防する抗酸化物質

 

髪の毛や頭皮の老化を予防するという視点から髪の毛や頭皮環境によい食生活について見ていきたいと思います。

 

身体が老化していくということは、つまり体内の酸化が進むということです。体内の活性酸素は元々、体内に侵入した細菌やウイルスから身体を守る働きをするためのものなのですが、過剰に増えて過ぎてしまうと細胞内のミトコンドリアや核、細胞膜などを余計に酸化させて傷つけてしまうのです。

 

若い間は体内の酵素が活発に働くことにより余分な活性酸素を分解してくれるのですが、この酵素の働きが年をとるごとに弱まっていき、活性酸素によって細胞のサビが進行して代謝が衰えていくのです。

 

髪や頭皮の老化を予防するには、活性酸素をできるだけ除去するような食生活を心がけましょう。そのためにも、抗酸化作用の強い栄養素を意識して摂りたいものです。

 

まず、抗酸化ビタミンといわれるのがビタミンCとビタミンE。これらのビタミンは人間の体内でっくり出すことができないので、食事から摂取するしかありません。

 

また、細胞を酸化から守る働きをするミネラルが亜鉛。また活性酸素を分解する抗酸化酵素を合成するのに必要なミネラルがセレンです。セレンは甲状腺ホルモンを活発にする酵素の構成成分に1つです。甲状腺ホルモンの分泌が弱まると毛母細胞の働きが弱まってしまい薄毛の」原因になることがあるため、その意味でも大切なミネラルです。セレンを豊富に含む食品は、カツオ、レバー、タラコ、マクロなど。

 

その他、植物性食品に含まれる健康成分の中にも、高い抗酸化作用を持つものがあります。

 

その1つがレスベラトロ−ル。ポリフェノールの一種で、ブドウなどに豊富に含まれています。同じくポリフェノールの一種で緑茶や紅茶の渋み成分であるカテキンも強い抗酸化作用を持ち、その効力はビタミンE以上ともいわれています。

 

また、力ロテノイドも抗酸化作用を持っており、トマトやスイカに多く含まれるリコピン、ほうれん草などに多く含まれるルテインなどがあります。

 

リコピンは加熱することで吸収率がアップしますし、ルテインは油と一緒に摂取すると体内に吸収されやすくなります。トマトを煮詰めてソースにしたり、ほうれん草はソテーにするなど、食べ方にも一工夫すると効果が高まるでしょう。

 

カツオやタラコ、レバーにはセレンが豊富に含まれています。トマトは過熱してから、ほうれん草は油と一緒に食べるのがオススメです。

 

これらの食材を上手に摂って体の抗酸化作用をアップさせましょう。

 

髪に優しい食事のタイムテーブル

 

さて、抗酸化作用のある食材をいくつか挙げましたが、次に考えたいのが、その「食べ方」です。どのような食材をどのような調理法でどういったタイミングで食べるのが最も効果的なのでしょうか。

 

私たちの体内の臓器は、1日中同じように動いているわけではありません。

 

臓器の生活リズムに合わせ、それに適した食べ方をすることで、身体に負担をかけすぎずに効率よく消化吸収できるのではないかと考えます。

 

朝食 7〜9時

 

午前中から最も活発に活動している消化器は、肝臓だと言われています。

 

肝臓は、口から入ってきた糖やたんぱく質、脂肪を代謝して一旦貯蔵する役目を担っています。

 

貯蔵された栄養は、必要に応じて、全身に届けられます。また、肝臓で生成される胆汁は、脂肪を分解したり、ビタミンの消化吸収を助けます。

 

また、起き抜けは動きが低調な胃も、午前中に徐々に活発になっていきます。

 

そこで、朝はまず、しっかり朝日を感じて体内時計をリセットしましょう。そして、朝食には代謝の材料となる良質なたんはく質を中心に、これから始まる1日のエネルギーのもととなる良質の脂肪や炭水化物を摂ります。

 

ご飯は、できれば血糖値を上げにくい玄米ご飯がおすすめです。食べすぎは肝臓の負担を増やしてしまいますから、あくまで適量を。新鮮な人参や果物でつくったスムージーを食前に1杯飲むのもいいでしょう。

 

朝のオススメメニュー例

 

焼きシャケ、ヒジキ煮、玄米ご飯、なめこのみそ汁、人参とりんごと小松菜のスムージーなど

 

 

昼食 12時〜14時

 

肝臓は朝に引き続き、活発に活動しています。また、朝はやや低調だった胃も午前中に活発化し、しっかりと働き始めている時間帯です。さらに、血糖値を下げる体内ホルモンであるインスリンや消化酵素を分泌するすい臟も徐々に活発になってきます。

 

消化吸収の体勢が整っており、1日のうちで、一番たっふり食べられるタイミングといえるでしょう。赤身の肉や鶏肉、魚といった良質のたんぱく質、そして野菜も豊富に摂りましょう。

 

昼食のオススメメニュー例

 

豚肉生姜焼き、キャベツの千切り、五目野菜煮、ご飯、けんちん汁、漬物など

 

 

おやつ 16時〜17時

 

1日中活発に動いていると、小腹が空いてくる時間帯です。

 

この頃には肝臓の機能はお休みの体勢に入りつつありますが、一方で、インスリンを分泌するすい臟が最も活発な時間帯です。

 

間食で甘いものを食べるならば、この時間帯がベスト。ですが、白砂糖が使われたものや小麦粉を大量に使っているお菓子は控えめに。このタイミングで野菜や果物を使ったスムージーを1杯飲むこともおすすめです。

 

1日慟いて疲れた体内には活性酸素もたくさん発生しています。抗酸化作用のあるビタミンやミネラルをしっかり補給しましょう。

 

おやつのオススメメニュー例

 

高濃度カカオのダークチョコレート、ドライフルーツ、野菜と果物のフレッシュスムージーなど

 

 

夕食 19時〜21時

 

夜は、すい臓や肝臓をはじめ、多くの臓器の活動が鈍っていきます.胃の活動も徐々に鈍くなってくるので、夕食は遅くとも21時までに終えることが望ましいです。

 

内臓に負担をかけないように、脂質の多いものは控えましょう。とはいえ、1日働いて疲れた身体をメンテナンスする大切な食事です。必要な栄養をしっかり摂りたいものです。

 

まず、消化のよい魚などから良質のたんぱく質を摂るようにしましょう。また野菜もたっぷりと。内臓を冷やさないように身体を温めるような食材を選びます。消化のよい身体を温めてくれる食べ物は、よい睡眠にもつながります。

 

この頃に活発化してくるのは腎臓です。腎臓は、血液をろ過して、老廃物や余分な塩分を尿として排出してくれます。また、健康な血液をつくり出すために重要なホルモンを分泌しています。夜間にこの腎臓がしっかり慟いてくれると、翌朝の身体はスッキリとリセットできるはずです。

 

夕食のオススメメニュー例

 

煮魚、温野菜、玄米ご飯、納豆、豆腐とねぎのみそ汁など

 

 

 

 

以上のように1日の理想の食事タイムテーブルを書きました。が、あくまで理想です。

 

時には友人だちと夜の焼き肉を食べに行くこともあるでしょう。遅くまでワインを楽しみたい日だってあります。そんな時は翌日の食事に気をつけて、身体を徐々にリセットしていけばいいのです。あまり禁欲的になってしまうと、かえってストレスが溜まって心身によくない、というのが私の持論です。

 

私自身が心がけているのは、朝食にはできるだけトマトを食べるようにしているとか、フルーツをしっかりとるとか、そういうシンプルなことです。脂身の少ない牛肉のランプや羊肉も大好きです。シンプルに無理なく。そのほうが毎日続けられると思います。

 

よく噛んで、ゆっくりと時間をかけて美味しくいただく。そうすることで、摂取した食べ物がアミノ酸に分解されて体内に吸収されやすくなっていきます。

 

今日はセレンが不足していたとか、ルテインが足りなかったなどと、個々の栄養素にあまり神経質になるよりも、バランスよく彩りよく美味しく楽しく食べることが身体にも髪にも一番の栄養源になるのではないでしょうか。

 

髪にいい食生活のポイント

 

肝臓が活発な朝は1日のエネルギーのもとをしっかりと摂りましょう。昼は消化吸収の体制が最も整っているときなので、たんぱく質や野菜をしっかりと食べます。おやつはインスリンの分泌が活発な夕方にして、夜は消化のよい物を21時までに食べ終わるようにしましょう。