なぜハゲるのか

なぜハゲるのか

なぜハゲるのか

 

まず最初に言いたいことは、「あきらめないで!髪は必ず生えてきます!」ということです。

 

このサイトで紹介しているヘアケアなどは、ハゲや薄毛の予防法です。こう書くと、「じゃあ、薄毛が進行している段階では、やっても意味がないじゃないか」という人がいますが、そうではありません。

 

多くの人が悩む男性型脱毛症や女性に多い加齢による脱毛では、髪の毛は薄くなっても、じつは細くなっているだけで、本数は変わらないことが多いのです。中には、うぶ毛のような毛もありますが、髪の毛が生えている限りはハゲではありません。

 

つまり、それまでの太い髪の毛が、薄毛が進行しはじめ、頭皮の環境が悪化してしまっているために、細く、弱くなっているのです。

 

このデリケートな毛を元気にするための方法が、シャンプーやマッサージです。きちんと続け、頭皮が元気になれば、再び健康な毛が増えていきます。機会があればぜひ、育毛に力を入れているヘアサロンなどでマイクロスコープを使い、頭皮を見てみてください。

 

髪の毛が生えてきているうちはまだ、自分でできることがたくさんあります。

 

薄毛・脱毛のメカニズムを知る

 

ヘアケアを成功させるためには、ハゲや薄毛がなぜ起こるのかを理解することも大切です。

 

脱毛は、毛の中の「毛乳頭」や「毛母細胞」という部分の働きに、老化や異変が起こることにより起ります。

 

毛は、皮膚から表面に出ている「毛幹」と、皮膚の中ににうまっている「毛根」に分けることができます。毛は表皮がくぼんでいる部分の底で作られ、表面に伸びて出てきたもので、毛根の周りは「毛包」によって囲まれています。

 

毛根部の下の部分には、球根の形をした「毛球」があります。毛は、この毛球にある毛毋細胞の細胞分裂により成長するのです。髪の毛の色を決めているメラニンも、この毛母細胞と共にに作られているのです。

 

毛球部の底は表皮側に向かってへこんでいて、そのへこみの中に毛乳頭があるのです。この部分が、毛髪を成長させるための栄養や酸素を毛細血管から取り入れて、髪の成長と休止をコントロールする命令を出しています。つまり、毛を作るかなめの部分であるところが障害されることで、薄毛・脱毛が起こるのです。

 

毛乳頭や毛母細胞を障害する原因は、おもにホルモンや血行です。また障害を引き起こす誘因には、「遺伝」「ストレス」「食生活」「タバコ」「健康状態」「間違った手入れ」などさまざまなものがあります。

 

こうした誘因のうち、取り除けるものはできるだけ取り除くことが大切です。これに加え、頭皮シャンプー、マッサージを励行することで、髪の毛はぐんと元気になります。

 

髪は抜けないと生えてこない

 

ハゲや薄毛に悩む方にとって、いかに抜け毛を減らすかは大きな関心事でしょう。

 

「髪を洗っていたら、毛がたくさん抜けた」

 

「朝起きたら、抜け毛が枕にびっしりとついていた」

 

このようなことは、薄毛を実感している人であれば、誰もがドキッとするはずです。

 

しかし、ここで「髪の毛は抜けないと生えてこない」と、考えを180度変えましょう。髪の毛は、抜けないと生えてこないのです。

 

髪は一定の期間成長すると、その後自然に抜け、またしばらくすると普通であれば同じところから同じような毛が生えてくる、ということをくり返しています。

 

つまり、髪が抜けるからこそ、新しい毛が生えてくるのです。

 

髪の成長期・退行期・休止期

 

髪の生え変わりの現象を「ヘアサイクル(毛周期)」と呼んでいます。このヘアサイクルについて、ちょっとだけ説明したいと思います。

 

ヘアサイクルは年齢、性別などによって多少違いますが、女性では平均4〜6年、男性は3〜5年の「成長期」を続け、平均すると約5年の成長期になっています。

 

その後、成長が止まり、自然に抜けるため2〜3週間の準備期間の「退行期」を経て、その後は完全に髪が成長を停止した「休止期」が約2〜4ヵ月続くのです。

 

その後、また、新しい毛の成長が始まってくると、古い毛は自然に抜けていきます。

 

毛の発生期には、萎縮していた毛乳頭が再び成長を始め、さまざまな成長因子などにより再び活性化されて、毛母細胞も再度作られて、表皮側に向かって新しい髪の毛を作りはじめるのです。

 

新しい髪の毛の成長が始まると、休止期になり頭皮にとどまっていた古い髪の毛は押し出されることによって脱毛し、新毛は皮膚の表面に出てくることになります。

 

頭髪の細胞分裂は非常に活発

 

健康な頭皮では、退行期に相当する頭髪は頭髪全本数の約1%、休止期に相当するのは9〜14%で、残りはまだ成長期に相当する毛です。

 

このような成長の活動がそれぞれの毛包で毎日活発に行なわれているために、髪の毛は毎日抜けるのが当たり前なのです。そして、全体としての毛の量は一定しています。

 

成長期の毛髪は、通常、休むことなく伸び続けています。標準的な成長速度は、1日当たり約0.35〜0.4mmにもなります。

 

じつは頭髪は、体の細胞分裂活動の中でも、腸の絨毛細胞とならんで一番活発な部分なのです。

 

細胞分裂が活発であるということは、つまり、それだけ細胞ががん化する危険性も高いということにつながるので、この細胞がん化という誤動作を防ぐためにも、髪の毛は抜けて細胞をリセットする必要がある、という考え方もあるのです。

 

新しい毛をいかに育てるかがカギとなる

 

抜け毛は新毛が生えて成長するために必要不可欠なものなのですが、病気や遺伝であったり、体質や加齢などによる影響を受けてヘアサイクルに狂いが生じてしまうと、薄毛や抜け毛の原因となってしまうのです。

 

具体的には、サイクルの終わりにきた髪は1日50〜100本程度抜けますから、この程度の抜け毛ならほとんど心配する必要はありません。

 

しかし、1日100本以上の髪の毛が抜けてくるようであれば、何かしらかの原因でヘアサイクルが乱れてきた証拠といえるわけです。

 

つまり、薄毛の予防であったり、脱毛の予防をするためには、このヘアサイクルをいかに正常に保つかということがカギになります。それと同時に、新しく生えてきた毛をいかに大事に「育てるか」が重要なポイントになってきます。